Burn it Up【中編⑴】

Burn it Up【前編】

の続き。ほとんどミイヒちゃんの話です




とにかく楽しい!に溢れた前半戦が終わり、新たに入った映像は、先日情報が解禁されたばかりの「blue moon」のteaser個人カット。

マコ、リク、マヤ、リオ・・・年齢順ではないこの並びに私は見覚えがあった。NiziU結成の場所 Nizi Projectの最終順位だ。

何故ここにきてこの順番を選択したのだろう?特に意味なんてないのかもしれないけど、懐古厨にこんなものを見せたら「虹プロやるの?」「ノムノム?ノムノムか?!」「マドンニ!へい!マドンニcome on!」とか軽率に考えてしまうかもしれないのに。実際わたしはそう考えた。考えただけで結局それは次の曲が始まった途端にすぐ手放してしまったけど。

全員のteaserまで辿り着き、暗闇の中にぼんやりと浮かぶ月を眺めれば聞こえてくるのは大好きでたまらないミイヒちゃんの歌声。客席のざわめきでうまく歌詞は聴き取れなかったが、確実にこれは「Blue Moon」だ。

成程、イントロ代わりの第一声はミイヒちゃんの歌声なのか。この時点で、私の " NiziU好きな曲ランキング " の順位変更は確定されたも同然だった。

9人がステージに並んでしっとりと歌い上げるバラード。冬場とはいえ今時ダンスでの楽曲流行が主だという現代に歌で勝負を仕掛けてくるNiziU。なんて頼もしくてたくましい、それでいて美しい歌声だろう。

客席の感情を誘うミイヒの深く透き通った歌声についペンライトを振る腕さえも止めてしまった。終盤ダンスが入ってもその美しさは削がれるどころか輝きを増していて。歌って踊るアイドルの真髄を魅せられたような気がした。



NiziUが誇るバラード楽曲はもちろんアルバムの収録曲にも存在する。そのひとつが「9colors」だ。9人の出逢いや感謝、愛情たちにひとりひとりの歌声に耳を傾けながら想いを馳せる。

君と出逢って 夢が育って 今なら未来も鮮やか

9色に光るペンライトを眺めながら聴くこの曲は、どんな瞬間より特別な時間だったと思う。



「Twinkle Twinkle」は9colorsとは少し色が違うバラード。少し肌寒い冬にキラキラとしたイルミネーションを眺めながら聴きたいなあ(←ドームのツリーイベント見逃しちゃった人)

「キラキラした君が大好きだよ」の " だ " と " よ " の間に少し " あ " の音が聞こえるミイヒちゃん、のんびりとした時間を過ごしているような感覚になってリラックス効果抜群。

ドーム中に広がるペンライトとの親和性も高くて まるで天国にいるような ふわふわした感覚になった。



間の映像、アリーナツアーの続編的立ち位置であるためか、同じ映像に新たな映像が加わった形。この季節まで派手髪ミッヒを楽しめるのはちょっとお得感があった。



しっとりした雰囲気を吹き飛ばすかのように始まった「Wonder Dream」そしてNiziUと共に登場するドデカNIZOO御一行。若干どよめく会場の空気、中でも1番タッパある耳デカぴょんぴょんの存在感。情報量が多い。

ぴょんぴょんと共に会場中を周り、見渡す限りのオタクたちにファンサをしていくミイヒちゃん。おてて繋いで散歩してる赤子にしか見えなくてついつい過保護モンペ人格が顔を出してしまったのは許してほしい、可愛かったね。サビに入ると急に踊り出してプロを見せつけてくる感じもたまらんかったね。ドデカ御一行もキレキレでサイコ〜でした。



みんな大好き「Joyful」では、ニナのウッウ〜に倣って妖精さんみたいなポーズするミイヒちゃんを目撃して若干目が潰れた。煌めいて眩しいよ(?)

サビ前るきみな、選ばれたのはNiziUでした。両手で自分を指差すミッヒに脳裏をよぎるハート&グッドポーズかましたアリツアるきみなミッヒ。

好きだが???

ジャパニーズアイドル感が爆散するこの楽曲はNiziUの中でも1、2位を争うレベルで好きな曲。

一生セトリ落ちすんな!!!!!!!!!!(過激)



今度はセンステでMC突入。基本的に曲振りのレパートリーが「Let's go!」のワンパターンなNiziUの皆さん、2日目にリマからの提案で虹の向こうに走っていこう!と走るポージングをして曲振りをしたんだけど、ミイヒちゃんが絶対足遅い人の姿勢でつい頬の筋肉が緩んでしまったのは内緒。

ディスってないし、愛でてるだけだし、なんなら私も人のこと言えないし、もし仮に、万が一、天文学的確率がぶち当たってしまってミイヒちゃんがこの記事を見ていたら謝ります。ごめんね。



前回のツアーではOPを彩った「虹の向こうへ」センステで1列になってから始まる静かなイントロが逆に感情の高揚を誘っているように聞こえる。

「1度しかないのなら無駄にできないわ」と歌うミイヒちゃんは実にエレガントで、ガルクラの中に咲く一輪の花みたいな存在だと思った。



勢いづいたまま始まったのは「Boom Boom Boom」これがまた " " " 良い " " " のだ。

まず冒頭、曲の導入が洒落てる。オタクみんな好きなやつ。

ミイヒちゃんは、サラサラの髪の毛を靡かせながら、キュートな衣装を翻し、クールな表情とパワフルな歌声で会場を制する。Twitterにも書いたけど、上品かつ高貴でキューティーセクシーなミイヒちゃんは「可愛い」がたくさん詰まった曲ではなかなか味わえない。新鮮かつ貴重だ。

虹プロよりもアリツア、アリツアよりもドーム公演、どんどんとクオリティの上がっていく表情管理にドキドキさせられてばかりで、正直この映像のソロアングルが喉から手が出るほど欲しいと思った。かっこいいミイヒちゃんを存分に味わって、沼の外にいる人たちをこちら側へ引き摺り落としたい。全人類見て。






今回はここまで。

中編の前編という矛盾した本記事、好きが溢れるたび少しずつ表現に荒さが増してしまうのはご愛嬌としてあたたかい目で見守ってほしい。次回のブログはユニット編、どこまで自我を保てるか己との勝負になりそうだ。





続く