Light it Up【中編】

NiziU Live with U 2022 " Light it Up " 代々木公演初日にて、視界をほぼ推しに捧げていたしがない未光ペンの独り言。の続き



前半戦であったまってきた所にPoppin'Shakin'の登場でさらに会場の熱が上昇。初めて聴いた時から絶対ライブで聴いたら楽しい!とは思ってたけど、Welcome to the stageのフレーズにここまで血を激らせたのは初めてだったかもしれない

この曲で安定のCメロ担当みひたんギリギリまでカメラから目離さなくて恐れ慄いた。テレビの撮影とは違って広い会場の中でファンを見てカメラを見てっておそらく至難なんだろうけど、ツアー中盤になって余裕が出てきたからなのかそれを難なくこなしている姿を見て感激した。しごできアイドルとしての実力はライブであっても決して劣らないんだな〜〜素敵!




そして待ちに待ったI AMの披露。どんな振り付けで来るのか想像があまりできなかったので何気に楽しみにしてた。

お気に入りフレーズはやっぱりミイヒのBメロ、世界中の視線を自分に集めるかのように歌うパワフルボイス、聴いていて感情がまあ昂る昂る。

バラード聴きたいだの可愛いミイヒが好きだの言いながらクールに決めてくる推しも結局銀河一好きで、これだからミイヒペンは辞められない。

しかも全体が一気に静止してポーズを取るんだけど、ミイヒが世界を操る演出大好きマンとしては彼女のパートでメンバーが一斉に同じ動きをする展開はドストライクだった、STOPで止まるのとかもうこの世の覇者じゃん空間支配どころの話じゃないじゃん

ちなみにメインステージで1列に並んで堂々と前に出てくる9人は膝から崩れ落ちそうになるほど眩い光を放ってた、ムスカの如く目がァァァア!って叫べそうだった。




ライブの折り返し地点を告げる映像がスタート。そういえば噂によるとナレーションが公演ごとに入れ替わるらしい。正直気持ちがふわふわしすぎて内容ほとんど抜けてるのでここもまた後々考察を探してみることにする。難しい話をしていたような、内なるサンドウィッチマンが顔を出していたような、そんな気がしなくもない。




そしていよいよ始まったFESTA。ユニバとのタイアップということもあって遊園地に訪れたかのようなワクワクと疾走感にあふれた曲なのでライブには持ってこい。

2番のリマから始まりミイヒが繋いだバトンをマユカが受け取る歌割パートは私にとって至福のひとときだったので生で聴けて大満足。Cメロのニナで感じる若干の寂しさや儚さは有限である時間をより強く認識してしまってCDで聴くよりもっと切なくなったな、おかげでまだ中盤だけどもう既に帰りたくないの気持ちで頭埋め尽くされた。




続いてWonder Dream、これも楽しみにしていた曲のひとつ。サビのRa-pa-pa…部分の振り付けはおそらく楽器がモチーフなんだろうけど、これがまた随分とキュートでとってもNiziUらしくて大好き。センステでの披露だったからほぼ真横で見てたんだけど次タイミングがあれば正面で見たい。




夏といえばのSuper Summerは安定に最後の決めがお気に入り。こんなに躍動感あふれるミイヒなかなか見れないから貴重だし、安定のUポーズなのかお得意ウサギポーズなのか予想外のポーズを新しく出してくるのか、兎に角彼女の表現の幅広さ故に湧き上がるワクワク感が堪らなく楽しい。公演ごとに変えているのかなあ。

同じライブに何度も行くなんて…っていう人もいるし、その意見も理解できるけど、生ものであるライブには毎度こういう小さなところに沢山楽しみが転がってるってことも知ってほしいよ。ちなみに私はCDTVのもぐもぐみひたんが超好きです、あれ多分私への確定ファンサだと思う(だから違うって)



MCタイム「皆さんのおかげで熱い夏過ごせました(ニュアンス)」と言うミイヒ、冬が似合う女の子だと常々思ってはいたけれどハツラツとした夏に燦々と照る太陽のようなとびっきりの笑顔が可愛くて、春夏秋冬どの季節でも最強だと確信。ちなみに私はミイヒの歌う春曲も秋曲も聴きたいよ、さくらガールいつかカバー待ってるよ。



そしてしっとりTwinkle Twinkleの披露。曲が始まって両手を小さく掲げて体を揺らすミイヒ、最初の1秒からその音楽に寄り添う姿勢が素敵だし、音楽大好きなんだなって歌ってない場面でさえも思った。最後の「キラキラしたキミが大好きだよ」って本当に何かを愛おしく想っているような表情と声で歌うのも、心の底から歌を理解して届けようとしてくれるミイヒだからこそだろうなあ。

ちなみに落ちてきたハートはしっかりキャッチしました、発泡スチロール史上1番可愛い。



ここにきてまた映像が入るらしいんです。でも次のユニットステージの衝撃がデカすぎてほんっっっっっっっとに記憶がない。どんなだったっけ、、、円盤出たらまた感想書こう。




さて、そんなこんなで衝撃のユニットステージ開幕。

トップバッターはマコ・リオ・マヤ・アヤカによるBANG BANG。他メンとの兼ね合いもあるんだろうけど、それにしたって実力派のマドンニにアヤカを入れるNiziUの選択と彼女の成長に度肝を抜かれたステージだった。歌はもちろんそうだけど、ダンスの成長も早い早い。ちょっと目を離した隙に随分とまた大きくなったみたいで、お母さん嬉しいです。アヤカちゃんよく頑張りました。

そんで待ちに待ったリオのダンス!これは誰ペン関係なしにWithU全員が待ち望んでいたと信じてる。なぜリオを踊らせない?と運営の胸ぐらをつかみたい気持ちを抑えて待ち続けること早2年、単独ツアーで火を吹くリオの実力が会場全体を熱くさせるあの感覚、きっと彼女にしか作れない空気感、脱帽レベルにうまいダンスを直に見ることができて心の底からよかったと思ってる。これからのNiziUに期待が膨らむばかりだ。




興奮冷めやらぬ中始まったのはNiziUが誇る最高のボーカルライン、ミイヒ・リク・ニナによるNever enough。ステージの真ん中で眩いスポットライトを浴びるミイヒの低音が幕開けの合図を担い、終幕まで余韻と感動を代々木いっぱいに響かせるソロパート、ミイヒペンにはもう堪らない演出だった。静かな会場の中ミイヒの声が響いたあの瞬間は、1ミリでも動いてしまえば夢が終わってしまうような儚さと緊張感があって、思わず呼吸を忘れてしまっていた。

ひとフレーズずつ丁寧に、高らかに歌い上げる3人の歌は、それぞれ違う色を持っているのに全てが綺麗に纏まっていて、繊細な世界観が会場を染め尽くしていくような感覚だった。声を出せない代わりにと会場が手に取ったクラッパーも自然と止んで全員が聴き惚れていた。

美しい音楽と大きなステージに佇む彼女の横顔はまさしく鮮美透涼。まっすぐ前を見て、時折メンバーと目を合わせて、小さくて大きなその両手でしっかりとマイクを握りながら歌を紡ぐミイヒからは、伝説と言われたNobodyを披露する15歳の少女の面影を感じた。あの時、歌い始めた瞬間にキューブをあげようと決めたJ.Y.Parkさんの心情を今になって痛いほどに理解したし、ミイヒはきっとどこまでも大きくなれるんだと本気で思った。

ミイヒは自分の持ち合わせた才能を理解して、努力できるアーティストだから、これから先の未来、NiziUにどんなことが待ち受けていようとも、この歌声が消えない限りきっと未来は明るいと思う。




最後のフレーズまで美しさに包まれた代々木の会場の空気をガラッと変えたのはリマユカのTAKE IT。彼女たちの作詞曲。一瞬で緑と赤が会場中を埋め尽くす。最強のシンメとはまさしくこの2人のことを指すのだと思う。身に纏っていた色を取り払いギラギラと光る衣装に身を包み、歌い、踊る。この2人もまた、未知の可能性に溢れたアーティストだった。できることなら、リマユカが紡いだ言葉たちを文字としてきちんと受け取りたい。




ダンス・バラードと続いてラップに作詞、この3曲にNiziUの実力が溢れんばかりに詰まっているじゃないかと思う。これが表に出ないのは罪深すぎるから絶対円盤化してほしい。





ユニットが終わればいよいよ後半戦のスタート。抑えきれない文字数との戦いに敗れた私を【後編】が待っている。