Light it Up【前編】

NiziU Live with U 2022 " Light it Up " 代々木公演初日にて、視界をほぼ推しに捧げていたしがないミイヒペンの独り言。




まず会場入り。度肝を抜かれたのはステージとの距離の近さ。生まれてから今日までずっと眼鏡を手放せないこの私でさえもはっきりと顔のパーツを認識できるくらい近い。ファンサ待ったなしの座席に浮き足立ってしまう。

そして私の横の通路を通り私と同じようにステージとの距離の近さにはしゃぎながら席に着く同志たち。2年間ずっと見たかった景色がもうすでに自らの手の中にあることが幸せで、始まってすらないのに涙が出そうだった。



そわそわとした空気を肌に感じながら聴こえてくるNiziUの音楽達に耳を傾ける。開演が近づくにつれて大きくなるクラップの音たち。いよいよ始まる。会場に響く音楽と比例するかのように高まる一体感に胸を躍らせながらまもなく登場するであろう私のアイドルの顔を思い浮かべた。え待って、想像だけで死ぬほど可愛いって何。





OPは後々わかることだけどNiziUがこれまで歩んできた軌跡、これから先の未来への決意表明、いろんな想いが込められたこのステージの序章のようなものだった(と思う)。想像とは180度違う洗練された空気を纏うNiziUを見て、何処からともなく湧き上がってくる不思議な感覚が脳を覆い尽くすようだった。わからないなりにも映像の意味を咀嚼してうまく理解しようと努力する私だったけど、間髪入れずに幕が上がってしまったので潔く思考を放棄した。誰か考察してたりしないかな、後で探してみよう。





さて、いよいよ本編がスタート。虹の向こうへのイントロと共にステージに堂々と現れるNiziUはバチボコにかっけえオンナたちだった。

これまでの我慢が一気に報われた瞬間の解放感と安心感がダムみたいになだれ込んできて情緒ぐっちゃぐちゃのまま声にならない声をどうにか堪えて全力クラップ。涙はまだ出てない、我慢できる、いけるぞ。自分を鼓舞しながら一瞬たりとも見逃さないように必死にミイヒの姿を探した。泣いたら視界不明瞭になって推し見えないもん。

「一度しかないのなら無駄にできないわ」

ステージ0番どセンターに立つ推しの姿は決して過言ではなくたしかに神々しかった。




間髪入れずにBaby I'm a starで本物のスターたちの実力を見せつけられる私たち。やはりどんなパフォーマンスでも生に勝るものなし、ようやく作り上げた同じ空間のなか明るくパワフルに「私はスターだ!」と声を上げる彼女たちを見て感激しない者などいるものか。

デビュー前彼女たちに贈られたこの歌が、今日もこの先もずっとファンに愛される名曲として名を残していくのだろうと確信できるパフォーマンスだった。




そして続くはBoom Boom Boom、虹の向こうへ同様虹プロ最終ステージの課題曲。オーディション当時スランプに陥っていたミイヒの姿をよく知っているからこそ、自らのパートを強く強く歌い上げる彼女の姿はいつにも増して逞しく美しく見えた。我慢していた涙がボロボロ流れてもう止まらなかった。ライブで本格的に涙流す日が来るとは想像以上にミイヒという存在に思い入れがあるんだなあ。他人事のように振り返っては感心してしまう。

それにしても、いったい彼女はどこまで成長を見せてくれるのだろう。見えない場所でどれほどの努力を重ねてきたのだろう。努力をしている場面を見ることはできなくても伝わる明らかな実力の上昇、感激が止まらない。

最後のポーズまで一瞬一瞬強く気高く美しく、鈴野未光が作り上げるガールクラッシュの世界観に惚れ惚れだった。やっぱりミイヒは無限の可能性に溢れているアイドルだ。




爆イケダンスナンバーの直後に素のメンバーを見るというなかなかのギャップに情緒が振り回されまくった最初のMC。会えて嬉しいですってとびっきりの笑顔で言ってくれて私も嬉しいです。

ずっとファンと一緒に自分たちだけのライブ作りたかったよね。ひとつの夢を叶えてあげられて、夢の一員になれたことが誇らしい。こんな素敵な気持ちにさせてくれたNiziUちゃん本当にありがとう。

この後、長々と話すわけでもなく早速次の曲に向かうNiziUは歌うの踊るの大好きなんだろうな、可愛い。




JoyfulとSweet bombはミイヒの愛嬌がそこかしこに散らばっていて正直全てを拾えた自信はない。ただ、この曲を私が初めて耳にしたあの頃抱えていた不安やもどかしさなんか全部吹き飛んでしまうくらい会場をカワイイで包み込んでくれたミイヒの存在がとても眩しかったのはよく覚えてる。JoyfulなんてAメロのミイヒで可愛さ急加速したかと思えばサビでも主成分可愛いで作られたドデカ爆弾投げ込まれてんだから「しぬ」とか「むり」とか限界オタク特有の語彙力皆無ムーブぶちかましても正直許されると思う。

Twitterでも呟いたけど、この曲達を歌うミイヒは日本のアイドル特有の愛嬌と韓国アイドルならではのスキルを両方持ち合わせた最高のアイドルそのものだった。これが世に言うハイブリッドアイドル(違う)




MC第二弾で自己紹介が入ったんだけど生で聴く「スマイルメーカーミイヒです」ほど至高な自己紹介ないと思った。聞くだけで超笑顔になれる。鈴野未光、スマイルメーカーとしての役目全うしすぎ。




こちらのMCも颯爽と終えたかと思えば次に入ってきた映像は数多の赤子たちの写真。しかもその写真に収まる赤子たちと同じ衣装を見に纏ってステージに出てくるNiziUちゃんたち、もしかしなくてもWithUたちが日々母性または父性拗らせてるのに気付いてる。彼女たちと同世代の私ですらモンペ爆発させてしまうんだからこれはもうオタクの性としか言いようがないんだけど、それを受け入れて「こんなに大きくなりました⭐︎」(©︎知念侑李/Hey!Say!JUMP)的コンセプトを仕入れるとは、オタクのツボを心得すぎているな。恐るべし。

リアルばぶ未光は面影ありまくりで変わってないな〜と思いつつ今の彼女の姿を見て内外双方の成長を一瞬一瞬に強く感じた。彼女たちをずっと近くで支えてきた大人たちなんてコレ見たら崩れ落ちるだろうな。私?もちろん泣いた。








ここまで語って中盤戦、まだまだ語り足りないので【中編】に行ってきますワッピー